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広報Report

季節性インフルエンザ流行前に!

2017年 11月29日 14:29

インフルエンザは咳やくしゃみで大量に拡散し、感染すると1~3日で急激に発症します。
38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身の倦怠感などが主症状です。例年12月~3月が流行シーズンとなります。ご高齢の方や持病がある方は、発症すると重症化する危険性があり、とくに注意が必要です。

Q. インフルエンザワクチンの予防接種について教えてください

ワクチン接種を行うことで、発症を完全に予防することはできませんが、インフルエンザに罹患しにくくなり、あるいは罹患しても症状の重症化を抑えることができます。
ワクチンの予防効果が期待できるのは、接種後2週間から5ヶ月間と考えられています。流行のピーク時を考えると12月中旬までに接種することをおすすめします。
(※当院ではインフルエンザの予防接種は行っていません)

Q. 予防接種のほかにインフルエンザの予防対策はありますか?

1.手洗いを徹底して行いましょう
2.適切な湿度を保つようにしましょう
3.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取を心がけましょう
4.インフルエンザが流行してきたら、人混みや繁華街への外出は極力控えましょう
5.マスクを着用しましょう。とくに感染者は咳やくしゃみで大量のインフルエンザウイルスを
  ばらまくことになりますので、マスク着用はエチケットと心得ましょう

Q. タミフルなどの治療薬を服用後に、小児や未成年者の異常行動が報道されることがありますが、薬との因果関係はありますか?

服薬後に急に走り出したり、部屋から飛び出して転落したり、暴れたりなどの異常行動が報告されていますが、因果関係はわかっていません。治療薬を服用していない場合でも、異常行動が報告されています。
厚生労働省は服薬の有無にかかわらず、インフルエンザと診断されたら、少なくとも2日間は小児や未成年を極力1人にせず、高層階に住んでいる場合は窓や玄関の施錠をすることを呼びかけています。

インフルエンザウイルスは毎年のように変異しながら流行します。インフルエンザ情報などに留意しながら、早めに対策をとることが重症化予防のポイントです。
(魚住友彦小児科部長に聞きました)