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広報Report

なぜ病棟を変わらなくてはならないの?ー転棟の謎ー

2017年 6月08日 14:01

入院中、病棟を移った経験はありませんか。ICU(特定集中治療室)から病状が落ち着いてきて、一般病棟に移動することはよく知られています。しかし最近では、一般病棟から一般病棟に移るケースが増えています。なぜでしょう。

国は「病床機能の分化と連携」を進めています。病床の役割を明確にして患者さんを早期に在宅復帰させることを目的とし、つぎの4つの機能に分けています。
 

 

これらは、一つの病院の中にもいくつかの機能が存在しており、病棟単位でくくられています。スタッフの配置や在院日数、在宅復帰率、「重症度、医療・看護必要度」と呼ばれる患者さんの状態など、国が病棟機能別に基準を定めており、それぞれの病棟で専門的なチーム医療が行われています。
 

当院においても、患者さんの疾患や重症度によって、治療目的に合った病棟への転棟をお勧めしています。早期に退院することが難しい場合や、転院まで時間がかかる場合、急性期病棟よりも長く入院することができ、ゆとりを持って療養に専念していただけます。また、チームによりリハビリや退院に向けた支援を十分に行っています。